None But Air(ナ・バ・テア)

ナ・バ・テア―None But Air
森 博嗣 / 中央公論新社
スコア選択: ★★★★★★★★★★



None But Air(ナ・バ・テア) 森博嗣 中央公論新社

ハードカバー版に遅れること半年ほどやっと新書版が出たので買いました。
そういえば、スカイ・クロラの文庫版もあわせて発売されてましたね。
んで、会社の行き帰りを利用して2日で読破。もう一回読もうか迷っているところです。

ナ・バ・テアは2002年に刊行されたThe Sky Crawlers(スカイ・クロラ)の続編に
当たる小説です。スカイ・クロラの巻末には2003年に発売予告が載ってますが・・・
1年遅れたみたいですw

作品は読み始めるとすぐに”僕”と”ティーチャ”のお話だとわかります。
どちらも性別をぼかして描かれますが前作を読んでいればすぐにどちらが
”誰”かは予測はつくかもしれません。
そう、わたしもこれはスカイ・クロラで出てたあの人の話だなというのはすぐにわかりました。
時間軸がスカイ・クロラより前なのか後ろなのかだけが問題だなと・・・
結論を言ってしまえば時間軸は前、”僕”こと草薙水素がこの小説の主人公です。

そう、このお話は水素とティーチャ、そして空の物語です。

お話の内容には具体的には触れません。ぜひ読んでこの物語を体感してください。
その際は是非、スカイ・クロラをいっしょに読まれることもあわせておすすめします。
順序はどちらが先でもかまいません。作者の意図からすると刊行順だとは思いますが
スカイ・クロラでの謎がナ・バ・テアを読むとすうっと見通せるようになります。
時間軸にあわせて、ナ・バ・テアから読むのもありだと思います。

前作のスカイ・クロラを読んだときはそれほど感じなかったのに今作を読んで強く
感じたことが一つあります。それは・・・

映像が見てみたい!

ということです。

青い空をキャンバスに雲の間にさらに雲を描いて飛ぶ散香と翠芽。
そしてドッグファイト・・・
空を舞台にして踊る飛行機たち。
雲を引き落ちていく飛行機たち。
キャノピーは太陽を映し、プロペラは風を切る。

このドッグファイトの情景を美しくかっこよく映像にして今すぐ見てみたい!
映像化の話は出てないのかなぁ。コレ読んだら絶対見てみたいと思うんだけどなぁ。
実写じゃ難しいからアニメですね。実写でやるとすればものすごいCGの量になるから
日本じゃ厳しいかも。散香や翠芽はかっこよく書いて欲しいなぁ。

むむwもーそーは尽きませんがこのへんで感想は終わりにしときます。
森さんの作品の中でも1、2を争う傑作だと思います。未読の方は是非読んでね。てか読めw
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by yukrid71 | 2004-11-03 09:34 | 小説