猫の思い出ーさくらー

桜の時期はもう過ぎてしまいましたがさくらから始めようと思います。

さくら(雌:雑種)

さくらは小学校4年のとき家を新築して引っ越した後廃屋になっていた
元の家のほうに住み着いた野良猫が産んだ子猫のうちの一匹でした。

子猫が廃屋にいるというのは父から聞いていたのですが親猫がいたため
うかつに近寄れないのでほったらかしでした。

ある程度大きくなった頃、親猫はすでにおらず、
兄弟も巣立ったのかさくらが一匹残っている状態になっていました。

この頃は廃屋で親を呼ぶ、「にゃーお、にゃーお」
という声を良く聞いていた記憶があります。

かわいそうなのでこの頃から母と飼おうよという話が決まったのですが
すでにそこそこ大きくなっていたので簡単には捕まらなくなっていました。

ただこの頃からうちの猫の餌を横取りに廃屋のほうから遠征してくるように
なっていたのでしばらくして母と2人がかりで捕まえることに成功します。

さくらは今まで私の見た猫の中で一番の美猫でした。
毛色は白、本当に純白、唯一おなかの真中にきじの斑点がひとつあるだけ
の猫でした。

捕まえたのはよいもののすでにそこそこ大きくなっていたのでそのとき
飼っていた他の猫と飼うわけにはいかないだろうということでさくらは
私の部屋で閉じ込めて飼うことになりました。

始めはまあすごかったですw
今まで自由気ままに暮らしてきた野良猫を6畳間に閉じ込めちゃったのですから

そこらじゅうで粗相をするわ紙という紙は引き破るわ棚の上のものはことごとく
落とすわと・・・

そんな嵐のような状況も根気強くトイレをしつけ寝食をともにするうちに馴れて
かけがえのない猫になっていきました。
馴れたころには私の部屋のうらの窓から外に出してやるようになり
帰ってくるとそとで「にゃー」と一泣きして窓をがりがりと前足で掻いて
入れてくれと催促するようになりました。

結局、母や父には馴れなかったのですがw

子猫生んだらかわいいだろうねと母と話していたのですが
別れは突然やってきました。
いつものように裏の窓から外に出してあげたのですが
2度と窓を掻いて入れてくれと催促されることはなかったのです。

母は「きれいな猫だから持ってかれちゃったかねぇ」とか話してたのですが
私は野良でまた生きていけるようになったのだと思い込みました。

もう20年近く前のお話です。
桜の時期はさくらのことを今でも思い出します。
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by yukrid71 | 2004-04-14 13:49 |