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F-1第6戦モナコGP

琢磨は出ていないけれど・・・やっぱりモナコは特別です。

見所も多かったです。
フェラーリは相変わらず不調を隠せません。
開幕当初のアドバンテージを失いつつあるルノー。
下馬評を覆し好調のトヨタ。
着実にステップアップしているマクラーレンとウィリアムズ。

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ミナルディのクリスチャン・アルバースがミラボーでスピン。
レッドブルのデービッド・クルサードとフェラーリのミハエル・シューマッハが接触。
追突されたクルサードはギアボックスあたりのパーツを壊したらしくリタイヤ。
フロントウィングを落としたシューマッハもピットインを余儀なくされる。

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レース後半、トラブルを抱えたルノーのジャンカルロ・フィジケラに
詰まっていく後続・・・しかし抜けないモナコ。ラップタイムが5秒以上遅い
フィジケラに業を煮やしたトヨタのヤルノ・トゥルーリはローズヘアピンでの
オーバーテイクを敢行する。
しかし、縁石でマシンを跳ねさせた影響でステアリングアーム当たりを壊したらしく、
このあとトゥルーリはスローダウン。

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2位のルノーのフェルナンド・アロンソをウィリアムズのニック・ハイドフェルドが
トンネルを出たところのブレ-キングでオーバーテイク。
アロンソもフィジケラと同様のトラブルを抱えていた模様。
この後4位のマーク・ウェバーにもアロンソはかわされ4位に。

結局優勝は万全のマクラーレンのキミ・ライコネン。
2位ハイドフェルド、3位ウェバー、4位アロンソ、
5位にマクラーレンのファンパブロ・モントーヤ。
6位にトヨタのラルフ・シューマッハ。
7位・8位にはフェラーリのシューマッハ及び
最後シューマッハに7位を譲ったルーベンス・バリチェロ。

感想
相変わらず、フェラーリは調子は今一上がってこない。
それに対して、めきめきと調子を上げているのがドイツの2大メーカーの
エンジンを搭載する2チームのウィリアムズ・BMW及びマクラーレン・メルセデス。
おそらく、調子自体は変わっていないのだろうが、他の上昇具合に対して、
今一、上積みが感じられないルノーは相対的に調子を落としつつある。
モナコは特別なので、モナコの調子だけで今後のグランプリを占うことは出来ないが、
ルノーは何かてこ入れがないと上位をキープするが段々厳しくなっていきそうな気がする。
調子は上がっているものの好調3チーム(ルノー・ウィリアムズ・マクラーレン)には
ひょっとしたら一枚劣っているトヨタ。
また2戦休んで、実戦のデータで後塵を拝することになるBAR・ホンダ。
ジャパンパワー2チームにはこれからの巻き返しを期待したい。

さて、次はヨーロッパGP。ニュルの森で何が待ち受けているのか・・・乞うご期待!

by yukrid71 | 2005-05-23 02:41 | F-1